自ら健康を守る努力をする　ーその１ー　自分カルテを作る

年末年始が終わり、寒くなってまいりました。寒さに負けないで元気に過ごしたいものです。

自分の身体に肩こり腰痛や、よくわからない不調を感じた時こそ、自ら健康を守る為にどうしてその様な不調を感じるのか？自分の生活を振り返ってみるチャンスです。必ず自分の生活習慣などに原因が潜んでいると思います。

・身体に余分な力が入っている場合があります

気づかないうちに身体に力が入っていることがあります。これが肩こり、首こり、腰痛に繋がってることが多々あります。趣味の作業、仕事、スポーツ、家事、育児などなど。自分の動作や力の入れ具合、姿勢、左右のバランスなども見直します。

・食事に関係する場合があります

冷たいものを過分にとっていませんか？消化の悪い固い物、または味の濃い外食や偏った食事をしていませんか？水分や塩分摂取についても見直します。トイレが近くなるからといって水分を控え過ぎていませんか？

・天気、気温、湿度に関係する場合があります

急激な気温の変化で身体が冷えていませんか？夏は温暖化で逆にクーラーで冷やしすぎることもあります。

・女性は生理周期が関係する場合が多々あります

足腰が冷えていませんか？冷えは生理痛を重くします。生理痛のつらさは経験者にしかわかりませんが、かなり辛いものです。それを我慢しながらの仕事や家事はかなりの負担です。

・ストレスを抱えている場合があります

自分でも無意識のうちにストレスになるようなことが身の回りにありませんか？考え方次第で楽になる事も自分で縛り付けているようなことがあります。

 

これらを振り返った時のことを、「自分カルテ」を作って記録することをおすすめします。

その日の不調がどの様な状態なのか、何をしたら改善した、または悪化した、等一言ずつメモ式でいいし自分が分かれば良いのです。もし受診すれば、医師の診断や検査結果、処方された薬なども書いておくのです。お風呂、マッサージ、ストレッチが良かった等、自分の身体に関わる良し悪しの「気付き」を記録しておくのです。

このメモが積み重なると、次回に同じ様な状態になった時に見直しができるし、自分だけの改善策の参考書になります。

また過去に色々な苦痛を乗り越えてきた自分の経験を見直せると「大丈夫、また必ず乗り越えられる」と自分を励ますことができます。

自ら健康を守る努力は、まず「気付きを自分カルテに残すこと」から始めてみてはいかがでしょうか？