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肩関節周囲炎で悩んでいませんか?「五十肩」の特徴をまとめてみました



突然、腕が上がらなくなった!これって五十肩!?どんどん痛み始めて寝ていても痛い。湿布を貼っても治らないどうしたらいいの?

今日は五十肩について、いったいどうして起こるのか?発症してからのケアについて?ならないためにどうしたらいいの?なってしまったらどうしたらいいの?など「五十肩」をまとめてみました。

目次

五十肩って何?

「五十肩」とは俗称として発生したもので、「肩関節周囲炎」のことです。
30歳代からの発症もありますが、60〜80歳代にまで及びますが、まさに50歳代を頂点として好発するので、五十肩と言われています。

骨や筋肉などに怪我や構造上の以上がないのに、じっとしていても肩が痛い、動かすとさらに痛い、高い所のものを取れないなど、急に起こる肩関節の炎症です。

特に髪を洗う動作や帯を結ぶ動作が出来なくなる、現代では帯結びというよりブラジャーを留められない、エプロンの紐を後ろで結べないなどの動作が出来なくなります。
片腕が上がらないので、着替えにとても苦労してしまいます。

痛みの強い炎症期の「急性期」と、拘縮が現れる「慢性期」に大別され、急性期は夜間痛で眠れなかったりじっとしていても痛みがある事もあります。

五十肩は肩関節の周囲組織の退行性の変化が基盤となる疼痛であり、運動制限を起こす疾患ですが、肩関節周囲の疾患は他にもいくつかあるので、もし痛みが出たらまずは整形外科で原因をきちんと調べておくのが良いと思います。

どうして五十肩が起こるの?

何ら誘因なく急に発症するものが約半分をしめるので「原因不明」と言われています。その他、過労が原因と思われるもの、肩甲部の外傷に誘因されるものなどがあります。

加齢による退行性変性の一つなので、年齢による衰えは確実に原因の一つと言えます。筋力や体力低下に伴って、身体の歪みが起こり、その負担が肩関節に出てしまったものと考えます。
さらに身体の疲労などが重なるとある日突然肩に激痛が出るのが五十肩と考えられます。

五十肩というと「肩」だけにとらわれがちですが、骨盤のゆがみ、姿勢のゆがみ、または身体のねじれなどが原因で、それも長年の積み重なったものと考えます。

60歳代の女性の患者様で、海外旅行をして帰りの飛行機の乗り心地が悪くて、帰国後五十肩を発症したという方が治療にいらしています。

男女比ではやや女性の方が多く、日頃運動をあまりしない人の方が起こしやすいように感じますが、スポーツを日頃している人でも発症する事があるので、これらは一概には言えません。

五十肩を起こさないための日頃の努力と起こした時の注意点

日頃の努力としては、疲労を溜めないこと、普段から体を鍛える努力をすること、特に関節をよく動かすこと、悪い姿勢で長い時間過ごさないこと、身体の捻れなどを避けることです。

疲れたら体を休める、体が固まったら筋肉を伸ばしたりストレッチする、入浴して温める、などなど、つまりはいつも言うように血液循環を良くすることです。

肩に違和感を感じたら、早めにマッサージなどで筋肉のコリを改善して、ひどくならない様に早めに対処する事が大切ですが、多くの人が対処が遅れてしまい、ある日突然激痛になって、そこで初めて気づくのです。

これは五十肩に限らず、どんな病気や怪我にも言えることです。自分の身体に目を向けて、何かしら異変を感じたら早めの対処をする事が最も重要と言えます。

万一肩に痛みを感じたら、他の怪我や病気が隠れている場合を考えて、まずは整形外科で正しい診断をしてもらいましょう。

急性期では痛みがあるので、障害組織の消炎、鎮痛が主になります。痛いのに無理して動かすと悪化する恐れがあります。決して無理をしないこと。

慢性期は拘縮が始まるので、肩関節がどんどん固まってきます。その進行を防ぐ為に関節可動域を広げる努力をすることです。
温めたり運動療法を行い血液循環を良くすること。特に自分自身では痛みのギリギリの所まで広げて動かす「治療体操」を積極的に行うという事です。

当院の治療について

五十肩はいつかは治っていくと思って放置する人もいらっしゃいますが、時間とともに痛みは楽にはなったけど可動域が狭いまま収まってしまったとか、ある角度の時に鈍い痛みがいつまでも続いて時々痛む、とか地味な疼痛が残ってしまう、など人によって異なりますが後遺症があるという報告も多数あります。

当院では患者様の日常生活を伺いながら、日常生活における動きから原因を考えていきます。そしてその時の症状(痛む時期)に合わせた処置をします。

急性期の早い段階では痛みの部分をグイグイと揉みほぐすことは絶対にしません。余計に悪化させる恐れがあります。
足や骨盤などから全身の歪みを調整し、さらに関連する処筋肉をゆるめていきます。
人の身体は痛みのある頚肩部を無意識にカバーしてしまうので、身体の他の部分に負担が生じて、さらに捻れなどを起こすことがあります。肩以外の負担のかかっている部位をフォローするのも大切なことです。

そして疼痛のピークを早めに沈める努力をしていきます。

慢性期では肩関節の周囲の筋肉の固まり具合を見ながら、肩関節可動域の改善をはかります。この段階では肩を動かしていく中で、固くなった部分を揉みほぐしていきますが、痛い治療は絶対に避けています。痛みを我慢しながらのマッサージは返って身体に力が入り、後から揉み返しが現れることがありますので注意しながら進めていきます。

「五十肩の運動療法」の仕方の指導もしています。
慢性期に至っては、毎日ご自身で関節可動域を広げる運動を積極的に続けていくことが最も重要となります。



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