Blog ブログ

Blog

HOME//お知らせ//副交感神経を優位にする温泉浴

ブログ

副交感神経を優位にする温泉浴



春爛漫のいい陽気です。桜の花が満開になってから少し寒の戻りがあって気温の変化が激しかったので、体調を崩す方も多かったのですが、その「寒の戻り」のおかげで桜の花は長く持ちました。桜の名所はかなりの人混みでしたが、街の何気ない場所に一本でも満開の桜の木を見つけると、つい立ち止まって一人ほのぼのと見て癒されます。

さて4月11日と12日の2日間に渡り、私は治療室を休んで、例年の恒例行事ですが所属する長生医学会の講習会と医学会に参加致しました。

いつもながら熟練の先生方にご指導を頂いたり、自分の施術を試させてもらったりしてマッサージの技術向上には欠かせない行事です。医学会では患者様の苦痛を和らげるための方法を病名や事例を持って紹介してもらい、改善に導いた流れを発表していただける機会はとても有難いものなので、一生懸命に見聞きします。

手の当て方や心構えなどの基本的な細かい点まで指導して頂けるので、私は長生医学会に所属して本当に良かったと思っています。

それらの勉強会が終わったあとは、いつも帰り道にどこかお風呂に寄ろうと考えてしまいます。ちょうど良い場所に「志楽の湯」というのがある事を知り、早速訪ねました。川崎駅から南武線で2つ目の「矢向駅」下車、徒歩5分位の所にありました。

<志楽の湯>

泉質はナトリウム塩化物強塩温泉とあります。海水に近い成分組成の温泉で、「化石海水」と呼ばれる太古の海水とのこと。茶色い色で縄文天然温泉という名にふさわしい感じでした。

適応症は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、冷え性、疲労回復、病後回復期、健康増進、慢性皮膚炎、慢性婦人病などなど多数の記載あり。

地方の湯治場を思わせる様な古めかしい造り。広い御柱風呂、露天風呂、蒸し風呂などいくつかの大きなお風呂があり、『都会の湯治場』とも言える様な秘めたる大浴場の存在にびっくりしました。



勉強会でしっかりと学んだあとは、心と身体をリラックスさせて自律神経のバランスを保つのです。それが免疫力アップに最適だと思っています。仕事や勉強、家事に頑張って疲れたと感じた時は、お風呂場や銭湯を探して訪ねるのをお勧めします。

頭を空っぽにして一人でフラッと立ち寄り、ゆっくり湯舟に浸かるのはとても気持ちが良いですよ。

「気持ちがいい」と脳に感じさせる事が副交感神経を優位にして、身体全体を緩めてくれるのです。マッサージも同じ効果があると思います。硬くなった筋肉をググッと緩められた時の癒しは、「脳へのご褒美」になるのです。頑張った自分を褒めてご褒美を上げて下さい。

 

 

 
SHARE
シェアする
[addtoany]

ブログ一覧