副交感神経を優位にする技(わざ)
これから春本番を迎えるにあたり、季節の変わり目は自律神経が乱れやすい時期でもあります。
新型コロナウィルスの影響で更にストレスが積もりますね。
気分がなぜか鬱々としてしまったら、思い切ってその場を離れてみましょう。
ひと通りの仕事や家事、いつも追われる作業を済ませたら、外に出てみましょう。
「今日はもう何もしなくていいよ」と声に出して言って(口に出して言うことが大事です)外を一回り散歩するのです。
行く当てがないと出られないのであれば、近場の銭湯に行ってみませんか?
色々考えずにタオルだけ持って、できれば一人で、マイペースで。
銭湯では頭を空っぽにして、大きな湯船にボーと浸かり、まずは身体を温めます。
体を洗い流したら、硬く絞ったタオルで軽くアカすりしましょう。
アカを出すという目的ではなく、筋肉の走行に沿ってこすり上げる感じです。
自分の手が届く範囲内でいいのです、力を込めるのではなく、優しく体表をこするだけで結構気持ちがいいです。
足先から始めて段々上に上がっていきます。
・足の甲と足首辺りと、そこから膝に向かって表面の前頚骨筋、後ろ側のふくらはぎも。
・膝の膝蓋骨周りから太もも、鼠径部へ。太ももは内側と、外側はお尻の方へ抜けるように。
・腹部はおへそに向かって下から、横から、上からそれぞれ寄せるように。
・胸部では片手を上げて、反対の手で脇の下からあばら骨に沿って胸元へ寄せるように。
・腕は手の甲から丁寧に、そして肘へ向かい、腕の上側の上腕二頭筋、後ろ側の上腕三頭筋へ。
・肩の先から鎖骨に沿って胸の中央へ。
・首すじは耳の後ろから胸鎖乳突筋に沿って上から下ろすように。
温かい湯気に包まれてこれだけの行程をこなすとたっぷりと汗もかきます。この汗を流すととてもさっぱりします。
血行は言うまでもなくとても良くなります。全身の隅々まで毛細血管が喜びます。
<浅草には周辺にいくつも銭湯があります。検索すればすぐ出てきます。>
浅草4丁目の曙湯
浅草5丁目の鶴の湯
稲荷町の寿湯
千束2丁目の富久の湯
三筋2丁目の三筋湯
これらの銭湯は浅草の治療室から徒歩圏内です。
さらに田原町から浅草橋方面へ、または入谷方面に足を伸ばすと、さらにいくつかの銭湯に出会えます。
お風呂にジャグジーやジェットバスなどがついていたら、背中の肩甲骨の付け根周辺などに当たる様に仕上げると、呼吸も楽になってきて体全体が柔らかくなった感じがします。
衣服を着たら、ご褒美にたっぷりの水分を体に入れてあげましょう。
銭湯に行けなくても自宅のお風呂にお湯を溜めて、温泉の入浴剤などを入れて試すのもいいですね。
自分で自分の自律神経をコントロールする「技(わざ)」を一つずつ身につけて、自ら副交感神経を優位に変えていけたら最高ですよ。是非お試しください。
自分では手の届かない背中や太ももの後ろ側など、骨盤を含む全体のバランスを整えるのはマッサージ治療室 岩ぶちにお任せ下さい。マッサージをご希望の方は 以下までご連絡ください。
マッサージ治療室 岩ぶちは完全予約制ですので、ご希望の方はお電話でのお問い合わせかLINE友達追加ボタンからご連絡くださいませ。
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